「あたしね、病気なんだ。死んじゃうかもしれないって。」
夏の日差しがきつい日だった。
彼女は隣でいつものように笑っていた。
▼ストーリー▼
聞き慣れた着信音。彼女からの電話で物語がはじまる。
「……あ……いた…い」
胸騒ぎを感じて、俺は診療所に駆けつけた。
彼女の病室は、絵本の中のような、悪夢のような、
不思議な空間に変容していた。
ギ……ギ……ギ
開かない扉。
行方不明の彼女。
診療所に響く時計の音。
喋る人形。
「お前はなんなんだ……
どうして彼女を隠すんだ?
どうして……彼女との思い出を知ってるんだ……?」
人形の言葉は、彼女の本心をなのか。
夢と現実の狭間で思い出を探り、真相を解きあかそう。
涙の後に走りだす。
君がいない明日へ向かって――。
▼遊び方▼
時計を人形に与えて物語の謎を解きあかそう。
時計を与えていくことで物語が進行します。
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